保管振替制度の仕組み


証券保管振替制度は、証券流通市場の円滑な運営を図るため、株券等有価証券の保管・受渡しを効率化、合理化することを目的としています。

この制度では、有価証券を保管振替機関に集中保管し、有価証券の受渡しを券面そのものの授受に代えて、保管振替機関又は参加者に設けられた口座間の振替によって処理します。また、有価証券の所有者は、有価証券を保管振替機関に預託したままで権利を行使することができます。

わが国では昭和59年5月に、「株券等の保管及び振替に関する法律」が制定され、同年12月、この制度の中核となる財団法人証券保管振替機構が設立されました。

機構は、昭和60年5月、法務大臣及び大蔵大臣から保管振替機関の指定を受け、平成3年10月から事業を開始し、わが国で唯一の保管振替機関となりました。さらに平成14年6月、機構は株式会社化して現在に至っています。
なお、この制度は、諸外国においても広く採用されており、証券取引所を有するほとんどの国が保管振替機関を有しています。

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