ストックオプションとその権利行使について

ストックオプション(取締役・従業員割当型新株予約権)とは、自社株をあらかじめ定めた価格で購入できる権利のことで、発行会社が役員や従業員等に対して付与するものです。
ストックオプションのスキームは、①発行会社から役員・従業員等に対する権利の付与、②役員・従業員等による権利の行使、③発行会社から役員・従業員等への株式の交付からなります。
このうち、①権利付与及び②権利行使の手続については、役員・従業員等と発行会社との間で行います。そして、③振替株式の交付は、株式等振替制度における新規記録又は振替の手続により行われます。

発行会社から権利付与された役員・従業員等が発行会社に対して権利行使を行います。発行会社はこれを受けて株式交付を行います。
発行会社の皆様へ
発行会社におけるストックオプションの権利行使の受付事務において、以下の誤りが発生しております。
  • ストックオプションの行使条件が満たされていないにもかかわらず、発行会社が株主名簿管理人に対して株式交付の指図をしてしまった。
  • 払込みの金額が不足しているにもかかわらず、発行会社が株主名簿管理人に対して株式交付の指図をしてしまった。
  • 発行会社が株主名簿管理人への株式交付の指図を重複してしまった。

発行会社におかれましては、権利行使の受付時の確認を十分に行っていただくとともに、株主名簿管理人への株式交付の指図を適切に行っていただきますよう、お願い申し上げます。

発行会社は、株主名簿管理人に対して株式交付の指図を行い、株式等振替制度において新規記録又は振替が行われます。

ストックオプションの権利行使の事務を円滑に行うために、発行会社にご留意いただきたい事項をまとめました。

また、事務処理の詳細は、以下の要領をご参照ください(株式等振替制度に係る業務処理要領より抜粋)。

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